ロンジンが新作「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」を発表!

投稿者: | 2024年2月2日

ロンジンは「コンクエスト」コレクションの誕生70周年記念モデルとして「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」を発表した。パワーリザーブを2枚の回転ディスクで表示するユニークな腕時計で、3色のバリエーションが展開される。コンクエストコレクションのアーカイブモデルを展示する、ロンジンフェアも開催予定だ。

ロンジン コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ

ユニークなパワーリザーブ機構を備えるロンジンの新作腕時計
 ロンジンから「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」が発表された。本作は、主ゼンマイの駆動時間を表すパワーリザーブを、2枚の回転ディスクで表示するユニークな腕時計だ。

ロンジン コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ
ロンジン「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」Ref.L1.648.4.78.2
自動巻き(Cal.L896.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mm、厚さ12.3mm)。5気圧防水。59万5100円(税込み)。
 ダイアルは、中央のディスク、外周のディスク、固定されたアウターダイアルの3つのパーツで構成されている。中央ディスクにあるバトン型のインジケーターは、リュウズや手の動きで巻き戻り、かつ主ゼンマイが解けるに従って回転するが、さらに外周ディスクも可動式となっていることが本作のポイント。64から0までの目盛でパワーリザーブの残量を読み取る外周ディスクは、任意の場所を合わせることができるのだ。なお、パワーリザーブの公称値は約72時間。そのためフルで巻き上げられた状態からの持続時間を知るためには、64と0の間にインジケーターが位置することになる。

3色のバリエーションで展開する、洗練されたドレスウォッチ
 新作モデルのバリエーションは、シャンパン、アンスラサイト、そしてブラックという、3色のダイアルでの展開となる。

 アウターダイアル上には細い二重の線が刻まれ、ファセット加工を施され輝くアワーマーカーが取り付けられている。また、時針と分針はエンパイア・ステート・ビルを思わせる形状をしている点も、この腕時計の特徴だ。

 針やインデックスの色はバリエーションごとに異なり、シャンパンカラーのダイアルにはイエローゴールド、アンスラサイトカラーのダイアルにはローズゴールド、そしてブラックのダイアルにはシルバーという構成だ。また、12時位置にある台形の日付窓と、バックルも同じ色の組み合わせだ。

 さらに、アワーマーカー、時針と分針にはスーパールミノバを塗布し、暗所での視認性も確保している。

 ケースは38mm径のステンレススティール製で、サテン仕上げとポリッシュ仕上げの組み合わせだ。レトロな印象を与えるボックス型サファイアクリスタル製風防の両面には、多層反射防止コーティングが施されている。ラグは人間工学に基づいて設計され、快適な着け心地を目指した。ドレッシーで洗練されたディテールを備えた腕時計だ。

耐磁性を備えたCal. L896.5ムーブメントを搭載
ロンジン コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ
ねじ込み式の裏蓋はシースルーバックになっており、シリコン製ヒゲゼンマイを採用したCal.L896.5ムーブメントを鑑賞できる。
 ムーブメントにはロンジンの新しい自動巻きムーブメント、Cal. L896.5を搭載している。シースルーバック仕様なので、ムーブメントが鑑賞可能だ。シリコン製ヒゲゼンマイを搭載した同ムーブメントは、ISO 764ベンチマーク規格を上回る耐磁性を備えており、磁気を発するデジタル機器に囲まれた生活にも向いている。

「コンクエスト」70周年を記念した、過去のモデルへのオマージュ
 本作、コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブは、コンクエストコレクションの70周年を記念して発表されたモデルだ。コレクション名のコンクエストとは“征服”を意味する。2世紀近い歴史を有するロンジン初のコレクションであり、1954年にスイスの連邦知的財産権庁によりコレクション名は保護された。ロンジンが同コレクションを拡大した59年に発表された「コンクエスト パワーリザーブ」が持つ、2枚の回転ディスクでエネルギーの残量を表示する機構と見た目をオマージュしつつ、現在の技術とテクノロジーで進化させた腕時計だ。 

 コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブの発売を記念して、ロンジンフェアが開催される。会場は2024年1月31日(水)~2月20日(火)までは銀座三越新館4階ウォッチで、2月15日(木)~2月27日(火)からは阪急うめだ本店6階インターナショナルブティックスウォッチギャラリーだ。

 フェアでは、本作が展示されているほか、銀座三越では「コンクエスト」や「コンクエスト ヘリテージ」といった、コレクションの多彩なモデルをラインアップする。また、阪急うめだ本店では、コンクエスト ヘリテージにルーツを持つ腕時計が一堂にそろう。

 併せて、コンクエストの初代モデルや、コンクエスト パワーリザーブといった貴重なアーカイブモデルの展示も予定している。ただし、銀座三越では、アーカイブモデルの展示は2月12日(月・祝)までとなるので注意してほしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です